保管の基本は、
涼しく、暗く、変化を少なく。
数か月〜年単位で保管するシャンパンは、安定した10〜15℃、湿度60〜80%をひとつの目安に。振動や強い臭いを避け、換気できる場所を選びます。家庭用冷蔵庫は飲む前の冷却には便利ですが、長期保管はワインセラーなどが適しています。
暗く、涼しく、温度が安定した場所に。
縦置きでも、横置きでもよい?
Comité Champagneは、シャンパンは縦置き・横置きのどちらでも品質に影響しないと案内しています。ただし、これは適切な保管環境が前提。高温・乾燥した室内でも問題ない、という意味ではありません。その他のスパークリングワインは生産者の案内を確認しましょう。
ラッピングや装飾のあるオリシャンは、立て置きにすると隣のボトルや棚との擦れを避けやすくなります。装飾の素材や商品ごとの保管案内も確認しましょう。
見落としやすい大敵は「光」。
光を避ける。
香りを守る。透明瓶・淡色瓶の展示は特に注意。
白ワインやシャンパンでは、光によってリボフラビンなどが関与する反応が起こり、硫黄系の不快臭につながることがあります。これが光劣化(light strike/goût de lumière)です。紫外線だけでなく可視光も関係するため、室内照明にも配慮が必要です。
玉ねぎや加熱した野菜を思わせる臭いなどが現れることも。白・ロゼ系、特に透明瓶・淡色瓶は光を通しやすいため注意しましょう。濃色瓶でも長期の強い光を防ぎ切れるとは限りません。
店舗の展示ではスポットライト直下を避け、長期展示には空瓶などの展示用ボトルを検討。フルラッピングは遮光に役立つ可能性がありますが、素材・厚み・覆う範囲で異なり、保存性能を保証するものではありません。
すぐ冷蔵。
専用ストッパーで1〜2日が品質の目安。
余ったら、専用ストッパーで
すぐに栓をして冷蔵。
スパークリングワイン専用の、圧力に対応したストッパーを使います。飲み切る目安は1〜2日程度。密閉しても泡・香り・味は徐々に変化するため、できるだけ早く楽しみましょう。この日数は品質の目安であり、安全性を保証する期限ではありません。
タワーを流れた飲料や、グラスに注いだ残りをボトルに戻して保存するのは避けます。ここでの保存目安は、清潔に扱ったボトル内の残りについてです。
よくある質問
シャンパンを横にして保存する必要はある?
適切な保管環境なら、シャンパンは縦置きでも横置きでも構いません。温度の安定・暗所・湿度が重要です。その他のスパークリングワインは生産者の案内を確認します。
一度開けたシャンパンは翌日も飲める?
専用ストッパーで直ちに密閉して冷蔵すれば、1〜2日程度が品質の目安です。ただし、泡や香りは徐々に変わります。異常な臭いや見た目がある場合は飲まないでください。
スプーンを挿すと炭酸が抜けないって本当?
確実な保存法としては頼れません。スプーンでは密閉できないため、スパークリングワイン専用ストッパーを使って冷蔵しましょう。